2014年11月7日金曜日

フェルデンクライス・メソッドとの出会い

 フェルデンクライス・メソッドという、日本ではまだそんなに知られていないボディワークと出会ったのは、2009年でした。

 演劇活動をしていて、その中でパリに拠点を置く演出家、ピーター・ブルックがレッスンに取り入れていると聞き、名前だけ聞いたことがある状態でした。日本でフェルデンクライスのレッスンができる講師養成コースが川崎で始まったのが1990年代半ばで、それまでは海外のコースで資格取得された方しかおらず、教えられる人がまだまだ少なかったと思います。

 ちなみにですが・・・

 フェルデンクライスでは、コースやレッスンを地名にちなんで呼ぶことが多く、私が参加したコースも「川崎4期」と地名で呼ばれています。現在日本では、川崎、東京、大阪の3カ所で講師養成コースが開催されています。
 
 さて、演劇の知り合いから、「日本でもフェルデンクライスを教えられる人がいる」とフェルデンクライス講師でダンサーの都丸さんを紹介していただいたのが2009年のことでした。

 その頃は、フェルデンクライス・メソッドのことを何も知らなかったので、グループレッスンとマンツーマンレッスンの違いも全くわからず、グループレッスンが時間が合わなかったのでマンツーマンレッスンをお願いしました。


 そして、

 初めてのレッスンの時は、今の体の状態についていくつか聞かれて、部屋の中を歩いたり、肩を下にプッシュされてから、横になりました。そして、肩を手で優しく動かされたり、腰のあたりをやはりほんのわずかに小さい力で押されたらり動かされたりしたのでした。

 50分くらいで終わりましたが、「レッスン」といっても都丸さんが小さくそっと動かしてくれるだけで、私はほぼ寝ているだけ、「なんだろうこれ?」という感じでした。


 ところが・・・


 起き上がってみてびっくりしました。

「肋骨が開いてる!! 息が楽にできる・・・」

 全く気付いていかなったのですが、レッスンを受けるまでのわたしは、まるで胸の周りに見えないコルセットをしているように肋骨をギュッと締めるようにしていたんですね。そのために息が細くなって姿勢が悪くなっていました。

 ところがレッスンを受けたら、肋骨が開いて、肺の周りが緩んで呼吸が楽になっていたのです。

 「なんでこんなに自分で自分の体を窮屈にしてしまったんだろう・・・??」

というのが初めてレッスンを受けた後の衝撃でした。          つづく

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